今回は油揚げにノリのつくだ煮で味付けをする、手間要らずの早業メニューです。
油揚げは日本人が昔から親しんできた植物性のタンパク質を多く含んだ大豆加
工品のひとつで、安上がりなのも嬉しいポイント。
油抜きをすると味がしみ込みやすくなり、酸化した油も取れてさっぱりと仕上がり
ます。油抜きをする時に、少しお酒をたらすと風味がよくなります。
ノリのつくだ煮は食物繊維が豊富で、炊きたてのご飯に載せるだけでもおいしい
です。でも今回のように、甘辛い味を生かして調味料として使うこともできます。
さらに、食感と彩りをよくするために、シャキシャキの広島菜漬けと赤いカニカマ
ボコも加えてみました。広島菜漬けは根本から縦に何本かに割いて刻むと、子
どもも食べやすい大きさに刻めます。
昔から油揚げはキツネの大好物と言われているので、メニューの名前は「あま
からコン吉くん」としました。油揚げの色・形が、キツネがうずくまる姿に似ている
という説もありますが、本当のところはどうでしょうね？
メニューのネーミングのことも、食卓で話してみてください。食べ物にまつわる
楽しいお話に、食も進むことでしょう。
（ママの愛デア研究会・河副多佳子）
★材料（一人分）
ご飯茶わん1杯、刻み油揚げひとつかみ、広島菜漬け適量、小梅1こ、
カニカマボコ2本、ノリつくだ煮小さじ2、ごま適量、酒少量
★作り方
①刻み油揚げにヒタヒタにお湯を注ぎ、酒少量を入れて、電子レンジ
（600㍗）で40秒、ラップなしで加熱する。
②①を取り出して、菜ばしなどで押さえてしっかりお湯を切り、油抜きする。
③②にノリつくだ煮を絡ませ、ひねりごま（指先でひねるようにつぶす）を加え
る。
④茶わん1杯分の温かいご飯の上に、③と刻んだ広島菜漬け、割いたカニカマ
ボコを載せ、小梅を最後に飾る。
♡ママ愛セレクト・安心、美味しい！ノリつくだ煮♡
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